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石巻より Name:いあいあお ( 11/06/07 00:21 ) 113.157.200.72  
こんにちは。ただいま石巻市内で活動中です。
北上川河川敷に行きました。ひどいです。110人の全校生徒のうちの70人のある学校の小学生が地震直後の点呼に校庭へ集合して、河口から5キロも離れた北上川を上ってきた津波の壁にのまれ、皆消えたそうです。その小学校の変わり果てた姿に、言葉を失いました。
この河口周辺や石巻市立病院などの完全に津波にノマレタ範囲外でのくらしは見たところ何の被害もなく、そのギャップに驚かされます。
医療自体のニーズは現在はもう思われているほど高くありませんが、もともと一つの行政区としてきちんと統一していなかったと言われるこの地区の保健を取り巻く行政の出遅れというか、3か月も経つのにしっかりとした再生への計画が立たないという状況に、この援助に参加している有志の医師や看護師等のボランティアも、この先の継続的な援助がどのように展開していくのかということに対して大きな疑問を抱いていると言って過言でありません。私が今活動している避難所と介護施設の中間的な避難所で暮らす方々は、未だ市から提供されている食糧がほぼレトルトやコンビニなどで手に入るような簡易の食品のみで生きながらえており、10分歩くと普通に何でも手に入るスーパーで売っているような生鮮食品を食べられる生活を送れるはっきりしためどもなく、今朝もあった余震に癒えることのない後遺症的な心の痛みを抱えてたままの生活を強いられています。まだ一銭の義援金も受けていないとある人は絶望して私たちの目の前で嘆いていました。日本赤十字社はあんなに義援金を募っといて、何をぼうっとしているのでしょうか?昨夜もある避難所で生活していた高校生が自ら命を絶ったと聞きました。こんな状況で3か月、もし心身疲れない人がいるとすれば、きっと人でなしです。本当に苦虫をかみつぶす思いがしてなりません。
私も疲れますが大丈夫です。でもここは大丈夫では無いんです。こういったことに耳を傾け、解決へと議論を高めることが本来のマスコミや政治家の役割なのでしょうが、足を引っ張り合い、自己利益や名誉の追求に感けるような人たちには、こういった現実は見たいものではないのでしょう。やはり一国民として、長期的にしっかりとこの先も凝視していかなくてはと思わざるを得ません。私事ではありますが、アメリカにお住いの日本人の皆さんにも現状をご報告して、災害地の人々の本当に一日も早い復興へと協力できればと願います。
    [Re:1] がんばって下さい Name:東北がんばれ ( 11/06/07 14:24 ) 168.143.110.226
    いあいあおさん、現地での活動、情報共有ありがとうございます。
    やっぱり、まだまだ、復興には遠い道のりですね。。
    石巻と言えば、マスコミでは、石原軍団の炊き出しなどで、クローズアップされていて、やや明るめの状況に見えていましたが、実際は、ギャップがありそうですね。。
    出来る事といえば、市と協力してマスコミにかけあって、状況を報道してもらうくらいでしょうか?
    [Re:2] 大変でしょうが Name:頑張ってください ( 11/06/07 18:27 ) 98.218.196.13
    時差ぼけの中現地の医療活動に一生懸命取り組まれている様が目に浮かびます。
    本当にお疲れ様です。お忙しい中このような報告をしていただき有難うございます。日本赤十字に寄付した身なので、全く届いていない方々が沢山いることが大変残念です。
    そして高校生の自殺の話…とても辛いですね。マスコミに報道されてる辛い話など本当に氷山の一角なのだなと改めて思い知らされます。
    [Re:3] ありがとうございます。 Name:胸が痛む ( 11/06/08 16:46 ) 69.143.10.84
    現地からの情報をありがとうございます。大事なことを大切に伝えてくれないマスメディアには嫌気をさしています。そしてこんな時期の政争には…もう言葉もありません。いあいあおさまのように憤慨があって当然、疲労があって当然だし、そんな現地の声ををはっきり聞きたいんです。全国に伝えて欲しいんです。先程友人がfacebookにアップしているビデオや、ビデオをまわしている友人が言葉を失っている様子などから改めて切実さを感じています。現地に行けない私の支援活動はは、今できることを実行して、現地の声を聞き伝えることです。どうか、まずはご自身の健康を第一にお守りください。長期戦です。頑張りましょう。
    [Re:4] 現在 Name:ヨーロッパ在住ですが ( 11/06/19 09:14 ) 88.182.162.184
    昨日、学校祭で義援金活動を行いました。思った以上の売り上げ(すし、日本のクラフトなど)で少しは日本のためになったかと思っていました。しかし、現状がいまいちつかめない今、こういった生の声は本当にありがたく思います。トピさんの救援活動、本当に頭が下がる思いです。こうして海外に在住しているものは、結局お金集めだけで終わってしまうのかと、こちらに在住する友人達とも話していました。どなたかもおっしゃっている通り、マスコミなどはもっと現状を逐次アピールして、日本だけでなく世界にも訴えてほしいです。地震からはや3ヶ月もたち、人々の記憶はうすれつつあります。そうならないためにも、随時報道してもらい、まだまだ不自由な生活を強いられている方々が早く、普通の生活に戻れるように、救援活動をまだまだ続かせるためにも、声を上げていかねばならないと思います。

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